樽見の大桜2017の開花予想や見頃はいつ?ライトアップはあるの?「樽見・・・?たるみ?垂水?」

神戸近辺在住の私は、初見で漢字が違うにも関わらず、
それを誤植じゃないかと疑うほど馴染みがありませんでした・・・
ごめんなさい・・・

それでも調べてみると、
実はすごく、ものすごーく立派な、由緒ある桜でした

wikipediaにもちゃんと独立した記事があるほどの立派な桜でした。

なにせ、国定天然記念物

実はスゴイのに、あまり知名度のない桜。なぜなのか?

その理由を推測すると共に、
この樽見の大桜のすばらしさについてお伝えします!

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樽見の大桜とは?

さて、「樽見の大桜」、名称の解説からはじめましょう。

樽見」というのは、この桜のある地名です。
兵庫県養父(やぶ)市大屋町樽見、というところにこの桜は生えています。

養父(やぶ)は、兵庫県でもだいぶ北部に位置する市で、
氷ノ山を擁する、但馬牛のふるさと。

ちなみにこの氷ノ山は、兵庫県南部在住の公立中学生の多くが、スキー合宿で訪れるところ。
私もさかのぼること20年以上、バスで連れてこられたなー・・・。ひたすら寒かった記憶。

そして、但馬牛
いちブランドとして有名なだけでなく、他のブランド牛の生みの親でもあります。

国内黒毛和牛の松阪牛近江牛はもとは但馬牛。但馬牛の子牛を買い付けて、
その地方で育成したものをそう呼んでいました。

ただ、近年規制が変わったため、現在では必ずしも但馬牛ではなく、
ほかの地方の牛のこともあるようです。

そして、世界に名だたる神戸ビーフ神戸牛は、そのまま但馬牛

但馬牛の中でも最高基準を満たしたもの神戸牛と呼んでいるのです。

すみません、私食いしん坊なもので、
ついつい桜ではなく牛のほうを長々と調べてしまいました・・・。
牛美味しいもんね、牛

閑話休題。
そんな養父市にある樽見の大桜、勘の言い方はお気づきかもしれませんが、
1本です

たった1本の桜が、国定天然記念物なのです。
理由はその大きさのほかに、樹齢

なんと、「1000年を超えている」とのこと!

高さ13.8m幹の周りは6.3m、根に至っては周囲8m
樹冠(葉の生い茂る部分)は、東西14.4m南北21.1mとのこと。
ホンマかいな!

全国の桜数あれど、ここまでの樹齢
そしてサイズを誇るものはごく稀

10本の指に入るというのですからびっくり。

エドヒガンザクラ、という種類で、ソメイヨシノの親にあたります。

元々このエドヒガンザクラは、他のサクラと比べ長寿で大きくなるようですが、
それでも1000年は大変長生き

最も桜が美しかったのが江戸の元禄時代といわれ、
1600年代末~1700年代初頭
ざっくり300年前ですね。うわぁ・・・

人間で考えると、100歳で長生きなので、0をひとつ取ったとして、
70歳ぐらいのときが素晴らしかったということでしょうか。

この頃は樹高も20mあったといいます。

年老いたら縮むのは、人間だけじゃないんですねー
仙人の桜、という意味の別名「仙桜」がぴったり似合う感じです。

おおや花霞の森」と呼ばれる里山林の中に、この大桜はあります。

花の色は白っぽく、根から2mの高さで広がる枝に一杯咲きます

ただ、それを真下から見上げて存分に楽しむ、というのは難しいです。
というのも、この桜、さすがのご高齢でだいぶ弱ってきているようです。

50年ほど前から、幹や枝が腐ったり朽ちたりしてきて、
樹木としての勢いがだいぶ衰えるようになってきています


その後も雨風、そして雪の影響もありどんどん弱っていきました。

そして20年ほど前の1997年に、地元の有志のはたらきもあり、
樹木医が治療にあたります。

周囲の木々を伐採して日あたりをよくし、腐って自立が難しくならないよう、
幹や枝を支えるために柱を組みました。

丁度ジャングルジムのような組み方をし、
またこの柱や大枝が再度雪で弱らないよう保護するため、
根本周辺には櫓が組まれています。

また、根元を踏み固められないように、
近くには柵もしてあるようです。

このため、桜の真下などから純粋な桜としての景観を
楽しむことは難しいですが、これらの治療の甲斐あって、
徐々に回復しつつあり、花の数も増えてきているようです

なにより大きいので、少し離れたところからその壮大さを眺めるのが
一番の楽しみ方かもしれません


樽見の大桜(おおや花霞の森)
兵庫県養父市大屋町樽見字ケジメ85

樽見の大桜の見ごろの時期は?ライトアップの時間は?

エドヒガンザクラはそもそも、ソメイヨシノなどと比べて
一週間~10日程度咲くのが早い品種だそうですが、
ここ樽見の大桜は例年、ソメイヨシノと同様かやや遅い、
4月上旬ごろが見頃となっています。

見頃になると、観光バスのツアーもやってくるようです。

里山林は特に入口などはなく、24時間自由に見に行くことができますが、
ライトアップも特にされてはいません


そもそも、この「おおや花霞の森」自体、かっちり整備されているというよりは
自然をそのまま残した山というほうが近い感じですので、
日のあるうちに訪れるのをおススメします。

この記事を作成するにあたって参考にさせていただいたサイトでも、
ちゃんとした山歩きの恰好の方のレポートが多いですし、
街歩きの恰好で夕暮れから~、というのは避けたほうが賢明な印象・・・。
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樽見の大桜の見どころや穴場スポットは?

見どころはやはり、
急な坂道に忽然と現れる大桜の見事なまでの存在感!

駐車場から散策路を登っていくのですが、竹の杖がおいてあったりするそうです(笑)
もうこの時点から、「坂道結構急やで」って言われてますよね・・・。

雨の日は滑りやすい山道のようです
履きなれた、動きやすい靴で行きましょう。

階段を上り、植林地を上ると視界が開け、大桜が見えてきます。
ここからジグザグ坂道を頑張るわけですが、徐々に大桜近づいてくるのです

時間にして、駐車場から10~15分程度のようですが、
この段々近くに見えてくるわくわく感
なかなか楽しいのではないでしょうか。

到着すると、もう少し上に広場があります。
ここにはベンチなどもあるようですので、
一休みしながら大桜を眺めるのが醍醐味!

さて、のんびり桜を観賞したあと、折角養父まで来たのですから
もう少し観光してみたいですね。

山登り好きだよ!体力に自信あり!軽装だよ!という方には、

・口大屋
(くちおおや)の大アベマキ国定天然記念物)・花霞の森にあります

・天滝
(日本の滝100選入り。朝ドラ「ふたりっこ」のオープニングで使用された滝らしいですよ!)
などまで頑張って観賞するのをおススメしたいのですが、
どちらもなかなかの山道を歩くようですので、
普通の人にはちょっと難易度が高そう。

というわけで、車で現地までアクセスできる場所を探してみました。

・名草神社

本殿拝殿三重塔、3つともが国指定重要文化財
特に興味深いのが三重塔です

島根の縁結びパワースポット出雲大社は遷宮があるので有名ですが、
1665年の大改修の際、このあたりでとれる「妙見杉」を木材として提供したようで、
そのお礼がなんと三重塔

もともと出雲大社にあったもののようで、室町時代のものです。

ここには、3階部分の軒に「見ざる」「言わざる」「聞かざる」、
そして「思わざる」の4匹のお猿さんが彫刻されているそうですよ。

恋愛パワースポットから直送された由緒ある建造物が、養父に
なんだか不思議ですね。

せっかくですから、あやかりに行ってみましょう!

名草神社
兵庫県養父市八鹿町(ようかちょう)石原1755-6


駐車場5台
079-662-2793

・内山いちごの国

桜のころといえば、イチゴのころ!

ここ内山いちごの国は、車で養父へアクセスするときに使う播但連絡道を、
朝来(あさご)インターチェンジで途中下車して約10分。

なんと1月10日から開園しています

ビニールハウス内で、大人の腰ぐらいの高さに設けられた柵から
ぶら下がっているイチゴはそのままかぶりつけちゃう!


畝の幅は90㎝、車いすも大丈夫ということですので、
おそらくベビーカーもいけるとおもいます。

訪れる際は予約必須です
なんと1月12日現在でも、1月は22日まで予約でいっぱい
そしてなんと3月11・12も予約満員御礼ということだそうです。
えらい先なのに!

気になる料金は、時期によって異なります。
3月9日までがハイシーズンで、
1時間食べ放題練乳付きで大人1700円

れんにゅうつき・・・!

このワードに食いついてしまいました。

3月10日からは段階的に料金も安くなるようです
詳しくはHPをご覧ください。

桜にイチゴに、美味しい養父を堪能できるといいですね

内山いちごの国
兵庫県養父市長野1297
079-666-0309
月曜定休(祝日の場合火曜)
10:00~16:00
http://www.uchiyama-ichigonokuni.jp/

・道の駅但馬楽座 レストラン「やぶ牧場」

樽見の大桜へ最寄りのインターチェンジ、
養父を降りて5分のところにある道の駅の中にあります。

冒頭で散々煽った「但馬牛」を使ったレストラン
お手頃な但馬牛ハンバーグセット名物牛炙りとろ卵丼、そしてお値段は張りますが、
目の前の鉄板でシェフが焼き上げる但馬牛鉄板焼メニューなるものもあるようです。

500円で入れちゃう温泉も併設(8:30~22:00)されているので、
帰りに旅の疲れを取ってみては?

道の駅 やぶ温泉但馬楽座
兵庫県養父市上野299
079-664-1000
9:00~21:00
http://www.tajima-rakuza.com/index.html

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アクセス・駐車場情報 (混雑状況も)

基本的に、車でのアクセスをおススメします!

兵庫県中部~北部は、公共交通機関があまり発達していません
マイカーでの移動が生活手段となっていますので、代わりに、
高速道路が延伸されたりと、車では比較的便利になっています。

また、上に挙げたおススメの場所なども、
車がないと厳しいところばかりです。

気を付けてくださいね

・車でアクセスする場合

カーナビ利用の方はまず、カーナビの種類が古くないか確認してください。
ここでは「養父インター」「八鹿氷ノ山インター」という用語を使用していますが、
これは平成24年11月、北近畿豊岡自動車道が延伸してからの情報ですので、
それ以降の更新がない場合は「山東インター」または「和田山インター」で
降車するよう指示が出ます。ご注意ください。

・・・まぁ、指示を無視して通り過ぎればいいだけといえばいいだけなんですけどね(汗)

<養父インターまで>

中国自動車道へ
→吉川ジャンクションから舞鶴若狭道
→春日インターから北近畿豊岡自動車道
→養父または八鹿氷ノ山インター下車


または
中国自動車道へ
→福崎インターから播但連絡道
→養父または八鹿氷ノ山インター下車


<養父インター降車後>
県道6号を道なりに西進、過疎機関農道上山線へ。
(約30分) 駐車場20台


時期になると、大桜まで看板やのぼりが挙がっています。
大桜のシーズン、この道は一方通行になります。

駐車場には、土日には交通警備員が配置されます。
満車で路駐するときは、谷川に寄せて駐車します。

・電車でアクセスする場合

JR山陰線「八鹿駅」(福知山線「福知山駅」乗り換え、
播但線「和田山駅」乗り換え)下車、全但バス明延方面行き乗車、
「中村下」下車(約35分)


八鹿駅へは、普通電車のほか「きのさき」「こうのとり」「はまかぜ」各特急が停車します。
1時間に2本程度の運行です。

まとめ

樽見の大桜とは、樹齢1000年を超える国定天然記念物の一本桜

・兵庫県養父市の「おおや花霞の森」にあり、
樹木医による治療を施されながら美しく咲く


・ライトアップはなし。山中なので日の高いうちに訪れよう

・山道になるので、山歩き用の軽装必須。車で行こう

・養父市内に、室町時代、出雲大社からお引越ししてきた三重塔がある

普段なかなか行かない養父ですが、訪れてみるとなかなかに味わい深く、
ここには書ききれなかった由緒ある観光地もまだまだあります

夏場などはアユのつかみ取りをしてその場で食べられるところもあったりするので、
この記事を読んだ縁で、調べてみると楽しいと思いますよ。

普段の花見ではなかなか味わうことのできない
1本の老木に咲く桜の渋みを、今年は体験してみてくださいね

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