おはぎとぼたもちの違いや由来は?名前の由来はなに?image001-17
「おやつにおはぎ食べる?」
「食べる!」

「今日はぼたもちだよ」
「やったー!」

お彼岸になると、スーパーにもたくさん並びますよね。
我が家も子供が大好きなので必ず買います。

先日は初めて手作りしてみました。

レシピはインターネット上でいくらでも
簡単なものが見つけられるので
普段お菓子作りをしない私でも作ることができます。

さてここで、おはぎを頭に思い浮かべてください。
イメージ出来ましたか?

では次に、ぼたもちをイメージしてください。
出来ました?

・・・違い、ありましたか?

大きさは違いましたか?
あんこの粒はどうでした?
米粒は見えました?

この違い、きちんと説明できる人少ないですよね。
何が違うのか、何が違わないのか。
はっきりさせるためにも確認してみました。

Sponsored Links

おはぎとぼたもちの違いや由来は?

image002-7
おはぎもぼたもちも、基本的には
もち米をあんこで包んで作る同じ食べ物の名前です。

では何が違うか、と明確な答えはないですが
一般的に次のような違いがあります。

・おはぎは楕円形に作られ、
ぼたもちは丸く大きめに作られる


・おはぎはつぶあん、
ぼたもちはこしあんが使われる


いずれもお彼岸に食べるものですが、
なぜお彼岸に食べるのでしょうか?

「暑さも寒さも彼岸まで」と言われるよう
農作業が始まる春の彼岸には収穫を願い、

秋の彼岸には収穫を感謝して、
それぞれぼたもち・おはぎを作ったと言われています。
Sponsored Links

四季によって呼び名が違う
おはぎ・ぼたもち

image003-14
おはぎとぼたもちの形やあんこが違うことはわかりましたが、
なぜ微妙な違いが出来たと思いますか?

漢字で書いてみるとピンときますよ。

「お萩」と「牡丹餅」

そう!これらは花の名前からつけられているのです。
萩は秋のお花、牡丹は春のお花です。

秋のお彼岸に食べられるのがおはぎで、
春のお彼岸に食べられるのがぼたもちです。

そう考えると形の違い
お花からイメージされているのがわかります。

おはぎは写真の萩ように楕円に近い形で作られます。
ぼたもちは牡丹のように豪華に丸く大きめに作られます。

また、使うあんこの種類にも季節が影響しています。
あんこを作る小豆の収穫は秋です。

秋に作られるおはぎは収穫したての小豆が使えるので、
皮も柔らかく一緒につぶす「つぶあん」が使われます。

一方春に食べられるぼたもちは、
秋に収穫した小豆を保存してあるため皮が硬くなるので、
皮を取り除いて「こしあん」が使われるというわけです。

ちなみに、夏・秋にも季節の呼び方があるんですよ!

おはぎやぼたもちは、普通のお餅と違い
餅をつかないので餅をついた音がしないですよね?

そこで

夏は「搗き知らず」→「着き知らず」から
夜船(夜の船はいつ着いたかわからない)

冬は「搗き知らず」→「月知らず」から
北窓(北の窓からは月が見えない)

と呼ばれています。

何とも風情のある名前ですね。

季節で呼び方を変えたり、
その呼び名を言葉遊びのように作ってみたり
日本人の粋な感じがしますよね。

今は保存方法も加工技術も進んでいるので、
1年中つぶあんもこしあんも簡単に手に入ってしまうので
その違いは薄れてきてしまっていますけどね。
Sponsored Links

地域によってもおはぎと
ぼたもちの呼び名が違う!?

 

このように季節によって呼び名が違う
おはぎやぼたもちですが、日本全国おはぎではなく、
実は地域によっても違う呼び方をするのです。

私の地元静岡では、浜松に
小豆餅(あずきもち)と呼ばれる町があります。
小豆町ではなく、小豆餅ですよ。

その昔、徳川家康が三方ヶ原の戦いで
武田信玄の軍に敗れた際、敗走の途中で
この近辺の茶屋で小豆餅を食べたとする伝説に由来し、

その町名を取っておはぎを小豆餅と呼んでいます。

ほかにも、伊勢では「赤福餅」
山梨では「餡餅」、滋賀県草津の名物「姥餅」など
地域によって様々な呼び方があります。
Sponsored Links

ぼたもちやおはぎのあんこには、
なぜ小豆をつかうの?

image004-3
おはぎやぼたもちの歴史は古く、
平安時代にはもう食べられていました。

平安時代と言えば源氏物語からのイメージですが、
穢れとか祟りとかそういうものをとても忌み嫌うイメージがありますよね?

そこで、登場するのがあんこ=小豆です。
小豆の赤い色は災難が降りかからないようにする効果がある
と考えられていたので、邪気を払うためにおはぎやぼたもちが好まれ作られていました。

まとめ

image005-8
1.おはぎとぼたもちの違いや由来は?

おはぎは楕円形、ぼたもちは丸く大きい
おはぎはつぶあん、ぼたもちはこしあん

農作業が始まる春の彼岸には収穫を願い
秋の彼岸には収穫を感謝して作られるようになった

2.四季によって
呼び名が違うおはぎ・ぼたもち


秋は萩の花よりおはぎと呼ばれ、
春は牡丹の花よりぼたもちと呼ばれる

3.地域によっても
おはぎとぼたもちの呼び名が違う!?


4.ぼたもちやおはぎのあんこには、
なぜ小豆をつかうの?


小豆の赤い色が邪気を払う効果があると考えられたため

おはぎとぼたもちの名前1つとってみても、
日本人が昔から先祖を大事にしてきたこと
また春夏秋冬を大切に想っていたことがわかります。

お彼岸で戴く時も、子供のおやつを作るときでも、
これは「おはぎ」これは「ぼたもち」と意識して
食べていこうかなと思います。

Sponsored Links