除夜の鐘、108という回数にはこんな意味が!自分でつく時の作法って?image001
あわただしい年末。

大掃除や正月飾りやおせち料理の準備を終えて、ようやく
家族そろってテレビの前に集合する時間。無事1年過ごせてよかったね、来年も良い年になるといいね、
なんて言いながら、テレビから聞こえてくる古寺の鐘の音に心洗われる・・・。

あぁ日本人だなあとしみじみ思うひとときですよね。

私は子どものころから、国民的な除夜の鐘番組ゆく○くる○が大好きでした。
冗談ぬきでその前に放送される各種歌番組より好きで、なんてシブい子だと笑われていたくらいです。

余談ですが、お寺の鐘をついた時のゴォ~ンォンォン・・・という余韻の中には、
心身をリラックスさせる「ゆらぎ」が含まれているそうですよ。
小川のせせらぎなんかと同様、心を癒してくれるんですって。

・・・子ども時代から疲れていたんですかね、私(笑)

ということで今回は、除夜の鐘に込められた意味やつく時の作法など、
意外と知らない除夜の鐘にまつわるあれこれをご紹介します。

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除夜とは?

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質問です!「除夜」って何でしょうか?
あまり「除夜って何!?」って聞かれることはないですよね。私も初めて聞きました。

除夜の「除」には、古いものを捨て新しいものを迎えるという意味があるそうです。それゆえ、1年の最後であり新しい年を迎える12月31日のことを「除日」と呼びます。
「除日」の夜だから「除夜」
つまり除夜イコール大晦日の夜というわけですね。

・・・というのを書いていると、通りすがりの主人がボソッと『除夜って何じょや?』
つぶやいて去っていきました。

・・・除夜って何じょや。気が向いたら使ってみてください。
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108つ鐘をつく意味は?煩悩との関係は?

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除夜の鐘は108つ!というのは、結構知られていることかなと思います。
ではこの108という数字に、どんな意味があるのでしょうか?
調べてみると、予想外に色んな説があったので、いくつかご紹介します。

その1.中国で古くから大切にされてきた108という数に
ちなんで説

古くから中国では、二十四節気(にじゅうしせっき)と七十二候(しちじゅうにこう)という考え方がありました。

二十四節気は半月ごとに定められていて、季節を知るより所として使われていました。
立春や春分といったカレンダーで見る言葉や、小暑や大寒など手紙文で使う言葉などがそうです。

七十二候は、二十四節気をさらに5日ずつに細分化したものだそうです。
ただこちらは、一般の人にはあまりなじみがないと思います。

たとえば、立春過ぎの頃を七十二候では「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」とか
「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」と言うらしいのですが・・・どうでしょう?

読めない上にパソコンでの変換すらままならない!と思ったのは私だけでしょうか?

ということで、今回は説明を省略いたします。
そんなのがあるんだねぇ、くらいに思っていただければいいかなと。

何だかだいぶごちゃごちゃ書いてしまいましたが、要するに、1年は12ヵ月。
それに24の節気と72の候があって、12+24+72=108  答え 108!!

だから108回なんじゃないかな?という説の紹介でした。

その2.四苦+八苦=108だった!説

これは個人的には俗説では?と感じてしまうのですが。
四苦八苦・・・4×9+8×9=108 答え 108!!

四苦八苦を取り除くために108回鐘をつく説でした。

その3.人間の煩悩の数=108だから説

おそらくこの説が一番知られてますよね?
人間が心に抱える煩悩は108あるとされています。
けがれ払拭効果のある鐘の音で、人間の煩悩も祓ってしまおう!
ということだそうです。

煩悩が108つであるのはどのように導き出したのか?と言われたら、また少々ややこしい説明に、なりそうなので、ここではざっくりと解説いたします。

仏教の世界では、人間の感覚は6つに分類されます。(目・鼻・耳・舌・身・意)
それら6つの状態は、それぞれ3つ(好ましいか悪いか平穏か)に分けられ、
さらにそれぞれ2つ(きれいか否か)に分けられます。

これを、前世・今世・来世の3つに分けて、ハイ計算です!
6×3×2×3=108 答え 108!!

どうでしょう?私の勝手なイメージでは、いろんな名前のある煩悩が108個あるのかと
思っていました。食欲・睡眠欲・・・みたいな。

どちらかというと算数の勉強みたいでしたね。学校の宿題に自由勉強が出されて、
内容に困ったら煩悩の計算を!気が向いたらお子さんにすすめてみてください。
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除夜の鐘をつき始める時間は?

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108回もつく除夜の鐘。
一体何時からつき始めるの?という小さな疑問が生じますね。

そもそも除夜の鐘というのは、
107回までを旧年のうちについて、最後の1回を新しい年につくというのが
正式なつき方なんだとか。

多少前後しますが、スタートは22時半過ぎから23時頃くらいのようですね。

お寺によっては、一般の方でも鐘つき体験ができます。
(鐘つき体験・・・ちょっとフランクに言い過ぎました。)
決まった回数できちっと締め切られる場所もあれば、割と柔軟に108回を超えても、
つかせてもらえる場所など様々です。

また、無料のところが多いようですが、有名なお寺であれば有料だったりもします。

もし興味がある方は、事前にインターネットで調べたり直接問い合わせる
ことをおすすめします。情報は旅行サイトや市の観光ページなどに掲載されていますよ。
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除夜の鐘をつくときの作法は?

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今年は自分で除夜の鐘をつくぞ!という方必見!除夜の鐘に関する作法をご紹介します。

といっても、特に難しいルールはないみたいですね。自分の番が回ってきたら、
心を静かにし合掌をしてから、気持ちを込めてつくようにしましょう。

前についた鐘の余韻が残っている中で急いで次の鐘を鳴らすのも、
あまりよくないみたいです。鐘の音を全身に染みこませるように、ゆったり落ち着いた気持ちで望むのがおすすめです。

お寺によって特別な作法があれば、都度そのお寺の方が教えてくださると思うので、それに従うようにしましょう!

冬の夜は冷え込むので、早く自分の順番になって!と思う気持ちもわかりますが、
仏様の前で割り込みなんてもってのほかです!
列に並んでいる時に大騒ぎをするのももちろんNG。飲酒も考え物ですね。

節度を守った行動、これが何より大切なルールです。

まとめ

1.除夜の鐘=大晦日の夜の鐘
2.除夜の鐘の108つは、人間の煩悩の数!諸説あり!
3.旧年に107回、新年に1回つく除夜の鐘。
つき始めは22時半~23時頃が一般的。
4.除夜の鐘をつく前は、心を落ち着けて合掌を。


除夜の鐘で心をきれいにして、新しい年を迎えたいですね!

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