小正月はいつからいつまで?2017年の小正月はなんとあの日!?image001
「小正月」という言葉を聞いた事ってありませんか?
現在では祝日でもないので「どうしてわざわざ『小』って付けるの……?」というちょっとしたミステリーを感じている方も多いかも知れません。
これは古来、大切な行事の日でした。

Sponsored Links

2017年の小正月はいつからいつまで?

平成11年までは1月15日を「成人の日」として祝日、お休みの日にしていました。

この日を成人の日としたのは元来、1月15日が「小正月」とされていた事に由来します。
※かつてはこの日に元服の儀式が行われた事に由来するようです。

それに従って言えば今年に限らず、毎年小正月は1月15日となります。

ですが、暦に小正月が設定された由来を現在の暦に合わせると今年の小正月は
2月11日の建国記念日になります。これは、旧暦が太陰暦、つまり
月の満ち欠けで作られていたためです。

一年の日数は365日で固定ではなく年によって日数が違い、必ず1月1日が新月1月15日が満月になるよう設定されていました。

期間も、地域によっては15日の一日だけではなく14日から16日までの3日間としたり、
あるいは14日の日没から15日の日没までとする所もあるようです。

私が小学生の頃は「成人の日」のお休みの前に全校集会やクラスの会で校長先生や担任の先生から
成人の日は小正月とも言われる、という話を何度か聞きました。

年配の先生だと実際に小正月の行事を体験していた方が多かったのだと思います。

現在はハッピーマンデーで毎年成人の日が変動しますが、太陽歴とすり合わせると、2018年の1月15日は3月2日になりますのである意味では旧暦に近い事をしているのかな?と思います。

小正月に小豆を食べるのはなぜ?

小豆は赤い色から厄払いの効果があるとされています。
1月1日から始まったお正月が15日で終わるのでその日に厄払いのための食べ物を食べるという他にも色々意味があります。

小正月は満月=望月という事で小豆がゆにお餅を入れる所も多いようです。
この風習、お正月のお餅が固くなったのをおいしく食べる生活の知恵に
上手に験担ぎが取り入れられていますね。

また、小正月はお嫁さんやお母さんが実家に帰って留守をするので縁起が良くて
手間がかからないようにしたという説もあります。

昔、親が買っていた「きょうの料理」の本か何かで東北では「けの汁」という野菜を刻んで
煮込んだお汁を小正月に食べる、という風習を知りました。

「小正月は、お嫁さんが帰省する日でおんな正月とも言う。そのため作り置きがきく『けの汁』の風習ができた」という風な記述を見て「お母さんが忙しい時にカレー作るのと似てるな」と思いました。

現在『けの汁』はどのくらい作られているのでしょうか。カレーとかおでんに取って代わられたりしてないか、ちょっと気になります。

小豆がゆ レシピ動画

Sponsored Links

神社に行くのはなぜ?

本来の小正月は年の初めの満月で、豊作を祝う日でもありました。

また、「三毬枝(さぎちょう)」という宮廷で行われた悪霊払いの儀式が庶民にも広がって、
しめ飾りを焼く>行事が生まれたと言われます。

お正月の終わりの日なので年神様が天に帰る日という事もあり、小正月に色んな行事が盛り込まれているんです。
三日に分けて小正月をする地域があるのも納得のハードスケジュールですね。

そういう節目の日なので神社(所によってはお寺)で「どんど焼き」などと言われる行事が行われるようになりました。
地方によっては神社ではなく田で焼きます。
私の居住地も氏神様の神社は普段無人で祭の度に本社?から来ていただくスタイルなので田んぼでしめ飾りを焼きます。
餅や団子、スルメをどんど焼きの火で炙って食べる風習もない(すたれただけかもしれません)ので、大きい神社でそういう行事をしている事を知った時は楽しそうで羨ましいなと思いました。
昔の人はそういう年中行事に楽しみを入れて、季節毎に節目を付けていたんですね。
Sponsored Links

小正月行事は地域で違うの?

名前が違うけれどしめ飾りを焼いて、小豆を食べるのが共通する行事、という認識だったのですが有名な秋田の「なまはげ」は本来小正月の行事だったと知りました。

調べて見ると昔のお正月は立春に近い時期だった事もあって小正月は「新年の祝いを終え、新たに春を祝って一年の豊作を願う」
という意味合いが強かったようです。
どんど焼きについて調査を行ったまとめのページを見ると本当に多種多様な、紹介しきれないほどの行事が存在します。

小正月どんど焼き行事の全国・国際調査
http://www.digi-ken.org/~archive/koshogatu.html#map
こちらの調査を見て、その種類の多さに圧倒されました。
現在でも続く小正月の行事を見ると、日本にとって「農」がどれだけ大切だったかわかる気がします。
私の居住地ではどんど焼き以外に小正月の行事はないのですが、今度のお正月には小豆を煮てぜんざいを作ってみようかなと思います。

まとめ

・小正月は現在の暦では1月15日。旧暦だと毎年変動する。
・小豆を食べるのは験担ぎ+生活の知恵から
・神社に行くのは厄払い他、色々な意味づけのある日である事から。
・小正月行事は各地によって様々。豊作などを祝う大切な行事の日。


旧暦の小正月の頃を思うと本当に「春が来た」と感じられる時期です。
子供の頃は「学校が休みになる楽しみな日」でしたが、かつて祝日だった理由は実はとても深い物でした。

「しめ飾りを焼く日」という認識でしたが、今度からはお祝いである事を意識してみたいと感じました。

Sponsored Links