冬になると暖かい煮込み料理が欲しくなりますね。
和洋色々あるメニューで人気のトップに必ず入るシチュー。
お皿に入ったシチューを
イメージしただけで食べたくなりませんか?
「でもカロリーが…」と気にしたりせず、
おいしく食べる方法を考えて見ましょう。
ビーフシチューの
一杯のカロリーはどれぐらい?
突然ですが、私にとってビーフシチューは大学時代の思い出の味です。
実家では親が味に保守的で、
食べ慣れないメニューを作ると
文句を言われるので作った事がなく
「一度作ってみたいメニュー」の
上位にランクインしていました。
進学をきっかけに自炊スタイルの女子寮に入りましたので、
そこで思うさま作っていたメニューです。
料理経験がない子もいたので、材料費を集めて
私が調理担当する日が多かったのですが、
ビーフシチューは一時、週一で登場する人気メニューでした。
高校卒業したての若い女の子の集団なので、
体を使うコースに行ってる子などは
時に三杯くらい食べていたのですが、
今カロリーを調べて愕然としました。
ビーフシチューのカロリー→ 736kcal(一人分)
仰け反る、カロリー値…!
ちなみにこちら、ご飯等の主食は含まれておりません…(震
あの当時、ビーフシチューが原因で
太った記憶はなかったので皆若かったんだな…
と、調べながら遠い目になりました。
ビーフシチューとクリームシチューは
どっちがダイエット中でも食べていいの?
カロリーだけ比較するとこうなります。ビーフシチューのカロリー→ 736kcal
クリームシチューのカロリー→ 400kcal
カロリーだけ比較すると
圧倒的にクリームシチューの勝利です。
ですが、栄養バランスに注目すると話が変わって来ます。
キーワードは「糖質」。
クリームシチューはじゃがいもやにんじん、牛乳を始めとする乳製品+小麦粉を使うため、
栄養バランスとしては
「熱量(カロリー)を摂るのに適したメニュー」と言えます。
一方、ビーフシチューは具材を工夫すれば
でんぷん質を低く抑える事ができる上、
牛肉でダイエット中に不足しがちな鉄分を補う事ができます。
栄養的な面から言えばダイエット中に食べるなら
ビーフシチューをおすすめします。
カロリーオフビーフシチューを
作るにはどうすればいいの?

ビーフシチューをダイエット向きにするために
必要なポイントは具材選びです。
先ほどの一般的なレシピで一人前700kcalオーバーの
ハイスコアを叩き出したレシピで使用されている肉は
「和牛肩ロース(100g/411kcal)」です。
具材の中でぶっちぎりのハイカロリー食材。
まず、ここを攻略すればカロリーがかなり控えられます。
これを「牛ヒレ肉(輸入)」に置き換えると
100g当たり133kcal。
これだけで280近くカロリーダウンできます。
※和牛の場合はサシが多く、カロリーがこれより高いので注意。
続いて野菜。
じゃがいもを省き、キノコ類に置き換えます。
じゃがいも→76kcal (100g)
こちらをキノコと比較するとこうなります。(総て100g)
ぶなしめじ 18kcal
まいたけ 16kcal
エリンギ 24kcal
とくにマイタケはうま味成分が多く、
ダイエット向き素材なのでおすすめです。
牛肉の部位選択+じゃがいもを
キノコに変えるだけで300カロリーほどのダウン。
クリームシチューと同じくらいのカロリーで、
栄養価はこちらの方が高いです。
(キノコを使うと繊維質も取れます)
物足りないようなら茹でたブロッコリーや
アスパラガスをプラスすれば彩りも良く、
栄養価が更にアップします。
ダイエット中でも食べれる
ビーフシチューのレシピは?
材料の置き換え+テフロンのフライパン等を使い、油で炒めず作るだけでもカロリーダウンした物が作れますから、
基本的なレシピ通りでもダイエット用のシチューは作れます。
更に、カロリーダウンを謳ったルーを使うと良いでしょう。
もう一段階ダイエットに向いたレシピに変えたい場合は、
市販のビーフシチュールーではなく
トマトピューレを使用したレシピで作ります。
ルーにはどうしても油脂が含まれますので
その分もカットする事ができます。
おすすめなのはこちらのレシピです。
★糖質制限★ビーフシチュー★http://cookpad.com/recipe/2868243
赤ワインを使った下ごしらえで味にコクと奥行きが出て、
油脂や糖質であるルーを省いた物足りなさをカバーしてくれます。
まとめ
・一般的な材料を使用して作ったビーフシチューのカロリーは一人前700kcalほど。
・ダイエット中におすすめなのは
栄養的にカロリーダウン仕様のビーフシチュー
・牛肉の使用する部位+じゃがいもを
キノコに変えるだけで大幅にカロリーダウン。
・基本的なレシピでもポイントを押さえれば
カロリーダウン可能。
・更にヘルシーにしたい時は
トマトピューレ+赤ワインのレシピで。
じゃがいもをキノコに置き換えるレシピは
カロリーの面だけでなく、味の点でもおすすめです。
かみ応えが良く、繊維も多いというメリットもあるので
もっと一般的になって欲しいと思いつつ
普段から私はキノコ入りレシピで作っています。
じゃがいもを省くとパスタソースにも
転用しやすいのでぜひ作って見て下さい。
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