お正月飾りはいつまで飾る?飾る場所、処分はどうしたらいいの?image001-68
お住まいの地域や環境によって
違いはありますが、お正月に欠かせないお正月飾り

「あれって一体何のために飾るの?」と思った事はありませんか?

地方在住だと細かいルールと合わせて
教わる機会も多かったりするのですが、
そんな機会がない方だと謎のままですよね。

由来がわかると飾り方のルール
理解しやすいと思いますので、ご紹介してみたいと思います。

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正月飾りとは?

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元々、お正月は新しい年を祝うと同時に
それぞれの家に「年神様」がいらっしゃるという行事です。
この神様は新年にやって来て幸運を運ぶとされています。

※地域によっては色々な名前で呼ばれています。

神道由来の神様ですから喪中、
つまり忌みがあるお家には来てもらえません。

忌中のお家はお正月をしない、というのはここから来ています。
お飾りは、年神様に来ていただくための目印などの役割を果たします。

門松→年神様の依り代+目印

しめ飾り→神社のしめ縄と同様、
不浄を断ち切り、清浄な場であるという区切り

鏡餅→年神様への御供え

大まかな役目意味はこんな感じです。
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いつからいつまで飾るの?

飾り初めは旧年の終わり頃からになります。

本来は12月13日が「すす払い」の日とされており、
旧年の汚れを全て落とした後、「正月事始」として
場が清浄になった印としてしめ飾りをつけて良いとされていました。

昔はそれほど気合いを入れてお正月の用意をしていたわけですね。
ですが最近は一般のお家では13日から飾り始める所はあまり見かけません。
12月のメインイベントはクリスマス、というお家も多いと思います。

クリスマス終了後から飾り始めるのは特に問題ないのですが、
全国的にお飾りを付ける日に向かないとされている日があります。

それは12月29日と12月31日。
29日は「9」「苦」に通じるとして嫌がる方が多い日です。

※「29」を「ふく/福」と読み替える風習もあるようですが
一般的には忌避される事が多いです。


31日は大晦日となりますからお正月の朝まで
24時間ありませんので「一夜飾り」と言われます。

準備に対する不備や無精を窘める事から来た
風習でもあるようですのでどうしても無理な時な仕方ないと思いますが、
なるべくなら30日には飾っておいた方が縁起はいいですね。

飾り終える日ですが、これは一概に言えません。
なぜかと言いますと各地方でばらつきがあるからです。

近年は全国的に松の内である1月7日が過ぎたら外す所が多いのですが、
昔は小正月である15日頃まで飾るのが一般的だったので
現在でもその頃まで飾る地域もあるようです。

鏡餅は1月11日が「鏡開き」の日ですので、その日を目安にしてみて下さい。
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どこに飾ればいい?

これは飾りの持つ意味で決まってきます。
門松は目印ですから玄関の外に一対置くのが正式です。

門松を置く場所や始末の関係から難しい場合は
松を一枝門扉に付ける方法もあります。

地方にもよりますが、私の住んでいる辺りでは
門松を置いているのはお店や旧家で、
一般家庭は玄関の間口のサイズに合わせたしめ飾りのみです。

玄関が大きい家は神社の物と似た、
のれんのように藁が下がった形の物
ドアタイプのお家は玉飾り、と言われるタイプの物を使用します。

神棚があればそこにも飾ります。
(これは本当の神社とおなじしめ縄を使う家が多いです)

しめ飾りが必ず必要なのはその2箇所です。
台所やトイレにも飾る風習がありますが、省略されるお家も多いです。

また、厄除けの意味合いでか
車に小さなしめ飾りを付けられるお家もあります。

鏡餅は床の間があればそこに置き、
床の間がないお家は客間やダイニングで良いのですが、
神様の物なので上座の当たる+少し高い場所に飾るように心がけてみて下さい。

地方で仕来りが残っている場合は色々と決まりがありますが、
大切なのは日常と区切りをつけて

「ハレ」の日としてお祝いする事なので、
「新年である」という事が自覚できれば良いのではないでしょうか。

私が小学生の頃、地域のおじいちゃんおばあちゃんとの交流事業として
しめ飾りを作る教室があって、参加した事がありました。

十年前はまだ、家のあちこちに小さいしめ飾りと
ミニ鏡餅をセットで飾る風習を守っていたので

勉強机にもセットで置き、しめ飾りが作れたのが嬉しくて
テレビや洗面所にまで設置してしまい「おもちゃじゃないから」と叱られた思い出があります。

最近は雑貨のようなかわいい飾りも売られていますから、
子供さんの勉強机に置いて縁起を担いだり、

趣味でミシンなどの大型の道具をお持ちの方は
そこに飾って新年の上達成功を年神様にお祈りするのも
気分が引き締まっていいと思います。

そういうのも伝統の気持ちを伝える行為じゃないかな……
と思いますので今度のお正月は私も趣味道具を納めた棚に
小さい飾りを置いてみようかなと思います。

(去年キャラ物のお正月飾りを発見して子供にねだられるも、
置き所がわからなくて断念したので今年はトライします)
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正月飾りの処分方法は?捨て方・取り払い方

小正月に左義長(どんどん焼きなど地域で色々名前があります)が
行われていればそこで焼いてもらうのが一般的です。

市販の飾りでプラスチックのパーツが使用されているようなら
そこは外して持って行くなど、ルールが設定されている事があるので
告知ポスターなどがあればしっかりチェックして見て下さい。

地域行事がない場合、神社の方で集めて下さっている所もあります。

もし回収箱に納める形式ならゴミだけ捨てて帰るような態度
お奉りしている神様に失礼ですので、
きちんとお参りしてお賽銭も納めて帰るようにしましょう。

そういう回収システムがない、という場合は
そのままゴミ袋に入れず塩かお酒をかけてお清めした後、
紙で包んでゴミとして出します。

くれぐれも裸で生ゴミと一緒に捨てないように気をつけて下さい。
特に透明なゴミ袋等で丸見えの状態だと
ものすごく縁起が悪い感じがします。

まとめ

・お正月飾りは年神様をお迎えするための物。
・飾り始めは一番早くて12月13日以降。
おすすめは12月26日~28日くらいまで。

・お飾りを外すのは松の内が空ける1月8日以降。
15日くらいまで飾るのも間違いではない。

・飾る場所は門松としめ縄は玄関の外。
鏡餅は床の間か茶の間等の上座+少し高い場所

・処分方法は地域行事で出せない時は
回収している神社にお願いするか、
きちんと紙で包むなどしてゴミとして出す。


クリスマスと比べると地味な印象もありますが、
年が明けて改まった気持ちで物事にあたる大切な区切りです。

少しずつ形が変わって行きつつありますが、
幸運を願って大切に用意したいですね。

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