車の冷却水(クーラント)交換時期はいつごろ?DIYで冷却水交換方法とは?image001-58
エンジンは燃焼室にガソリンと空気の混合気を噴射し、
圧縮して点火プラグで引火させその爆発力を動力へ変換しています。

爆発させているので「熱」が発生しますよね。
実際エンジンはどのくらい熱くなっていると思いますか?

エンジンの大きさやエコエンジン、
燃焼する時のガソリンの濃さにもよるんですけど、

ガソリンエンジンだと大体2,300℃まであがり、
ディーゼルエンジンだと2,800℃まで上がるんですよ。

ただし自然冷却といって燃焼時は2,300℃や2,800℃になりますが、
すぐに1,200℃~1,300℃まで下がります。

タバコの吸っている最中の光っている先端は約820℃
ターボライターの温度が1500℃なので高温であることには変わりないですね。

ではそんな高温になるエンジンを積んでいる車が発火ことなく、
安全な乗り物かというのは「冷却水(クーラント)」の効果なんですね。
常に効率よく冷やしているからなんです。

ではもし冷却水がなくなってしまい、
エンジン温度が下がらない場合どうなるのでしょう。

走っている時は多少風があたるのでいいかもしれないけど、
停車するとその熱は下がりません…

冷却水が車にとって、
どのような意味があるのか知りたくありませんか。

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車の冷却水の交換時期は?値段はどのくらいかかる?

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まずは車に使う冷却水(クーラント)が
どういうものなのかをご説明しますね。

そもそも冷却水(クーラント)には、3つの役割はあります。

1. 不凍性能
2. 冷却性能
3. 防錆性能

では3つの性能が必要な訳を説明しますと…

1. 不凍性能

冷却水(クーラント)はラジエターという場所に入れます。
「冷やすだけなら水でもいいんじゃない」って思いますよね。
冷却水はラジエター内部やエンジン内部にも流れます。

もし不凍性でない水を入れた場合、
夏場はいいとして氷点下になる冬になると、凍ってしまいます。

水は氷ると体積が膨張するので、
ラジエターやエンジンを破壊してしまいます。

2. 冷却性能

高温のエンジンを冷やすためには
「より多くの熱を吸収し、その熱を素早く放出する」
これが理想ですよね。

確かに1番効率はいいのは「水」なんですね。
ただ水は凍ってしまうので水単独では冷却水としては使えません。

また沸騰時に気泡が発生しやすく
大きいので熱がうまく伝わらないんですね。

そこで「エチレングリコール」という溶剤と混ぜて
冷却水を作ることで、不凍性能を上げ、
気泡を抑え熱の伝達力を確保し、冷却効果を上げています。

3. 防錆性能

冷却水(クーラント)は「液体」なので、
接している金属部分は錆が出ます。

冷却水は錆ないように防腐剤が入っています。
せっかく冷やしても、冷却水が接する全ての金属部分を
腐食させてしまうと、車は壊れてしまいますよね。

冷却水(クーラント)がどういうものかがわかったところで
交換時期を考えると、不凍性や冷却効果は年月が経っても
特に変化しないので、一番は防腐剤の効果の切れる時期が交換時期となります。

一般的に冷却水の防腐剤効果は
2年と言われていますので、車検毎に交換でいいですね。

では交換費用っていくらくらいでしょうか?
実はオイルなどと違いとても安く工賃等を含んだ価格で

3,000円~6,000円

他の消耗品と違って
比較的リーズナブルなお値段ですね。
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冷却水不足になるとどうなる?

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エンジン熱が下がらなくなり
「オーバーヒート」を起こしてしまします。

オーバーヒートになると車には様々な症状が現れます。
エンジンの性能低下エンジンが止まる

部品の熱変形ピストンの焼き付け
最悪の場合、火災が起きてしまします。

私も一度オーバーヒートを起こしましたが
ボンネットから煙が出るんですよね。正直焦ります。

まずは落ちついて車を止めて、
ボンネットと開きエンジンを冷やして下さい。
間違っても熱いときにラジエターのキャップを開けないようにして下さい。

ラジエターキャップは蓋の役割以外に
ラジエター内の圧力調整弁の役割もあります。
一定の圧力に保つように圧を抜いたりしています。

オーバーヒートを起こしていると冷却水は沸騰しています。
それでラジエター内の圧力が急上昇します。

するとラジエターキャップは
圧を逃がす為に弁が開くのですが、
その時「煙」がでるんですね。

そして高圧になっているので、
そんな時にキャップを手動で開けると
一気に圧が抜け高温の冷却水が噴き出し火傷します。

絶対にしてはいけません。
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自分で補充できるの?その方法とは?

冷却水の交換は特に難しくはありません。
手順を追ってすれば十分交換可能ですよ。
交換手順とそれに合わせてポイントを紹介していきますね。

① まずドレンプラグの位置を確認します。
-Point-
ドレンプラグはラジエターについています。
ラジエターは冷却水を入れるキャップがついてて、
大体の車はボンネット手前についてます。

② ドレンプラグを緩めて冷却水を抜く
-Point-
完全に外さず限界まで緩めます。
チョロチョロと出るのでラジエターキャップを外して下さいね。

③ ラジエター内に水を注入します。
-Point-
ドレンプラグの閉め忘れに注意して下さい。
水がラジエター並々入れてください。

④ エンジンを始動し水を循環させ水を抜く。
これを水が綺麗になるまで繰り返す。

-Point-
エアコンの暖房に使うヒートコアにも
冷却水が流れているので、暖房ONで作業すること。

また循環ホース内も綺麗にするので
サーモスタットが稼働する(電動ファンが動く)まで
暖気してから排水するようにして下さい。

⑤ ラジエターにいっぱいになるまでクーラントを注入する。

⑥ エンジンを稼働させてエア抜きをする。
-Point-
ラジエターキャップを開けたままで行います。
エアが噛んでるとラジエター内のクーラントが
ブクブクと泡が出ますのでなくなるまで続けます。

エア抜きが不十分だとオーバーヒートの原因となるので
しっかり行ってくださいね。

⑦ リザーバータンクを洗浄し終了です。

参考動画

(アルトラパンのクーラント交換)
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冷却水のまとめ

① 交換目安は2年(車検毎)。
価格は3,000円~6,000円と比較的安い

② オーバーヒート時は絶対に
ラジエターキャップを開けないこと!

③ 交換は出来るが暖房をつける事エア抜きを
しっかり行うことがポイントです。


冷却水はとても大事なものですね。

高速を走行中にオーバーヒートして
エンジンが焼き付いたら大事故になります。

自分で交換をする際は手順をしっかり守って
エア抜きやドレンやキャップの締め忘れに注意して下さい。
安全なカーライフを送りましょう。

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