梨をたくさんいただいたりする機会ってありますよね。他にも、旬だからたくさん出回っていて、ついたくさん買ってしまった…なんてこともあると思います。
でも、梨って日持ちしないんですよね。
でもでも、無理なく梨を美味しく味わいたい!どうすればいい?
大丈夫です。工夫すれば、梨を傷ませることなく食べることができますよ!
そこで今回は、梨を長持ちさせる保存方法、梨のアレンジ料理、おいしい梨の見分け方についてご紹介します!
梨を長持ちさせる保存方法

まず、梨はりんごやみかんと違い、日持ちしにくい果物です。
また、置いておけば熟していくバナナなどとも違い、追熟しません。
なので、梨はできるだけ早く食べるの1番です。
でも、「大量にあって1日2日じゃ食べきれない…」という時もありますよね。
そんな時に使える梨を長持ちさせる保存方法です!
冷蔵保存
梨はほとんどが水分なので、乾燥を防ぐことが大切です。
① 梨を1個ずつ隙間なくサランラップに巻きます。グルグルと。
② それをポリ袋に入れます。この時、枝(軸)が付いている方を下にしてください!!
③ ポリ袋の空気を抜いて口を閉じます。結んでも輪ゴムで縛ってもOK!
④ 冷蔵庫に入れて保管します。冷蔵庫に入らなければ野菜室に。
この方法で1週間程度は日持ちします!
冷凍保存
梨は基本的に冷凍保存できない食品です。しかし、ピューレ状やシャーベットにするなら冷凍で保存できます!
ピューレの作り方
① 梨の皮をむいて、レモン汁かけてミキサーにかけます。
② それをフリーザーバッグなど密閉できる冷凍保存用の袋に入れます。
③ しっかり空気を抜いて、平らにして冷凍庫へ入れます。
シャーベットの作り方
① 梨を食べやすい大きさに切る
② フリーザーバッグなど冷凍保存できる袋に入れる。
③ そのまま冷凍庫へ。
④ 食べる際には、半解凍にして食べるとシャーベットとして楽しめます。
冷凍では、約1ヶ月程度保存できます。
ピューレの梨は、シャーベットとして食べてもいいし、スムージーに使ってもいいですよ。
私がおすすめするのは、ソースを作る時の隠し味です!
フルーティーな味わいになって、肉にも魚にも野菜にも合いますよ。
他にも、カレーに入れるという人もいるようです。お料理の幅が広がりますね!
また、梨ピューレを解凍してから肉を漬けておくと、梨のプロテアーゼという酵素の作用で肉を柔らかくすることができますよ。
ぜひ試してみてくださいね。
梨のアレンジ料理

先にも触れましたが、梨はスイーツだけではなく、お料理にも使うことができます!
梨がたくさんあるなら、この際レパートリーを増やしてみてはいかがですか?
【サラダ】
◎梨のシャキシャキ彩りサラダ
①梨は拍子切り、人参ときゅうりは千切り、水菜は食べやすい大きさにカットし、お皿に盛ります。
②サラダオイル大さじ3、酢大さじ2分の1、レモン汁大さじ2分の1、塩小さじ3分の1、あらびきコショウ少々をよく混ぜたドレッシングをかけます。
◎梨ときゅうりのマヨサラダ
①梨ときゅうりを薄切りにします。
②塩小さじ2分の1、マヨネーズ大さじ1、あらびきコショウ少々、レモン汁少々で和えます。
【ドレッシング&ソース】
◎梨ドレッシング
①梨4分の1をすりおろします。
②①に塩小さじ2分の1、オリーブオイル小さじ4分の1、あらびきコショウ少々を加えて混ぜ合わせます。
◎お肉に合う梨ソース
①すりおろした梨に牛肉を1時間程漬け込みます。
②お肉を焼き、お皿に盛りつけます。
③梨6分の1、醤油大さじ2、酒大さじ1、すりおろしニンニク少々と、漬け込んでいた梨のタレをフライパンに入れ、加熱し、軽く水分とアルコール分をとばします。
④牛肉にソースをかけます。
【おつまみ】
◎梨のカクテキ
①梨は食べやすい大きさに切り、漬け込む用の容器に入れます。
②白菜キムチを汁ごと容器に加え、混ぜます。
③フタをして1時間程漬け込みます。
◎梨の生ハム巻き
①生ハムに巻ける大きさにカットした梨とクリームチーズを重ねます。
②生ハムで巻きます。。
③バルサミコ酢大さじ4とハチミツ小さじ2を小鍋に入れ、とろみがつくまで煮ます。
④ ②にかけたり付けたりして頂きます。
【メイン料理】
◎梨の豚肉巻き
①薄くカットした梨に豚肉を巻きます。
②両面に塩コショウをし、片栗粉をまぶします。
③両面と底面をこんがり焼きます。
⑤ トマトソースをかけていただきます。
◎梨のピザ
①ピザ生地にゴルゴンゾーラチーズを塗ります。
②その上にピザ用チーズを乗せます。
③その上に薄くカットした梨を一面に並べます。
⑤ 230℃のオーブンで約20分間焼きます。
梨に甘みがあるので、砂糖などを加えなくても十分においしくヘルシーに仕上がります。
塩気、肉、チーズとの相性がいいので、幅広いお料理に使うことができますよ。
おいしい梨の見分け方

梨は追熟しないし長期保存もできない…となると、
買う時においしくない梨を選んでしまうと、結局おいしくないまま食べることになりますよね。
なので、買う時にできるだけおいしい食べ頃の梨を見極めることが大切です!
おいしい梨のポイントは、
『どっしり重い』『実が固く締まっている』『大きい』
ことです。
梨は下の方が甘みが強いので、お尻がどっしりしているもの、そしてまん丸ではなく形が偏平なものを選びましょう。
20世紀などの青梨は、瑞々しく緑色のものはシャキシャキとして水分量が多いです。
黄色の部分が多くなるにしたがって甘味が強くなっていきます。
黄緑色の中に黄色がまだらに入った状態が1番美味しいです。
幸水や豊水などの赤梨は、薄い茶色のものより、赤みがかったものの方が美味しく食べ頃です。
まとめ
1.梨は乾燥から守れば1週間冷凍保存可能!
2.梨は料理にも使える!特に肉との相性バツグン!
3.ずっしり重く大きく固い梨を選ぼう!
旬の時期にしか味わえない梨。工夫しながら1番美味しい状態で食べたいですね。
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