竹田城、せっかく行くなら雲海が見たい!出る時期を外さず天空の城へ!image001
一時期ブームになったため、
入山規制まで行われたことで有名な兵庫県中部・竹田城

ブームの原因となったのは、
天空の城」として知られる、山の頂に築城された美しい石垣遺構もさることながら、
条件が重なったときのみ見られるその見事な「雲海」。

雲海の中に浮かぶ竹田城址は、
さながら南米の古代遺跡マチュピチュとたとえられています。

いつ見られるともわからないながら、一度は見たいという人が殺到し、
整備されていない山道が崩れそうになったり、
石垣崩落の危険性が高まったためでした。

私もこのブームに乗って行こうと思っていた派なのですが、
だらだらしているうちにあえなくこの規制が始まってしまい、
そうこうしていると日常が忙しくなってしまったので未だに行けずで、
大変悔しい思いをしております・・・。

しかし、現在は入山規制も解除され、
朝来市が管理する「雲海バス」なるものも早朝から運行されるなど、
だいぶ行きやすいようになってきています。

これは是非足を運んでみないと。

雲海は、いつ行けば見られる、と決まっているわけではなく、
そう簡単に体験できるものではないのですが、ここは雲海だけじゃありません

「雲海見られないならいいや~」なんて思わず、実際に訪れてみて、
山の頂上に築城されたこの総石垣のお城の美しさを味わわないと損ですよ~。

折角なので雲海が見たい!という方のために、
以下に実際に見られるために情報を集めてみました!

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竹田城の雲海の見頃の時期・時間帯は?

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大ブームになったときは、半年間だけで22万人が訪れたという竹田城。

この「半年間」というのは4月から9月で、「東洋のマチュピチュ」と呼ばれる
山の上の壮大な石垣城を見るのに適した季節ではあるのですが、
実はここ竹田城で雲海が見られるのはこの時期ではありません

朝来市のサイトでおススメされている季節・時期は、
秋から冬にかけての早朝です。

具体的には、9月から11月にかけての、太陽が昇るより前から午前8時ごろまで
真冬の2月ごろまでは見ることができるようですが、何せ山間部ですので、
寒すぎる時期は危険ですのでこの頃がいいでしょう。

実際に市の雲海バスも、運行しているのはこの期間のみです。

2015年より冬季は入場禁止は解除され、
気象条件により入場制限をするというふうに変わったようですので、
寒くても平気!山登りできる体力もあるよ!
という方は逆にこの時期の方が空いてるかもです。

現在竹田城では観覧料を徴収していますが、徴収時間は限られており、
季節ごとに変動します。


そして、その時間外は入場不可かというと、そういうわけではありません。

ただし、その時間内は管理側が滞在しており、
何かあったときに対処してくれる意味でもあるので、
時間外に入場して何があっても関与しません」ということのようです。

雲海の時期は普段と比べてだいぶ早い時間から営業しているようですので、
確認しておいてくださいね!

竹田城址
兵庫県朝来市和田山町竹田字古城山169
079-674-2120


入山時間(観覧料徴収時間)
9月1日~11月30日  4:00~17:00(最終時間16:30)
12月1日~1月3日 10:00~14:00(最終時間13:00)

1月4日から2月28日までは入山時間を設けていません
悪天候時、その他危険と判断されるときは入山できません


大人500円、中学生以下無料、年間パスポート(年度末まで有効)1000円
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いつ狙うべきか、雲海予報はできるのか?

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前述の雲海バスは、9月から11月までの間、土日祝日のみの運行で、
平日はありません。

更に10月9日(日)地元で開催される「竹田秋祭り」のため
入山禁止措置が下されています。

ですので、平日仕事をされている方で、マイカーで訪れることができない方は
上記の土日が行きやすいようですね。

また、運よく雲海ができる日に行くことができた場合
やはり有名どころなのでカメラマンの方が多く場所取りをしているのですが、
そういう方は「日の出の雲海」が目的のことが多く、
日が昇り切ったら撤収されるようです。

また、雲海そのものも日が昇って暖かくなるにつれ上昇して見事になることも多いので、
最初のうちに「折角の雲海なのに人だらけで全然見られない・・・
と諦めて早々撤収するのはダメ!

ちょっと耐えて、明るい中で美しい雲海を広々見るようにしましょう

雲海がいつみられるかについての予報は、確実なものは現在できません。
天気の一種なので、まぁそうですよね・・・。

しかし、「できやすい条件」というものはありますので、以下でお伝えします。
天気予報をフル活用して、より見られる確率の高いときに行きたいですね。
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雲海が発生しやすい条件

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そもそも雲海とは、普段こちらから見上げる雲が眼下に広がって
山々の頂が合間合間に雲のように見える状態を指します。

なので、大量の雲が絶対に必要

むかーし、理科の授業で「雲ができるまで」について
勉強したことを思い出して整理していきます。

理科キライアタマイタイ、という方は
ここから少し読み飛ばしてもらってもいいかも(笑)

大量の雲の原材料である水蒸気が必要ですので、周囲は湿度が高い環境となります。
その中で、地表から水蒸気が出て行かないといけないので、
地表が暖かすぎると露点が高くなり雲海はできません

地表が冷えているのも条件

この「地表が冷える」という条件は、「放射冷却現象」が起こればクリアします。

熱いものと冷たいものを混ぜると、熱いものは冷め、冷たいものは温まる、
というのはわかりますよね。
つまり、熱は何かと何かが触れるとその中間になっていくのです。

地表の温度も同じで、昼間太陽の光で温まっていくのですが、
夜間太陽光がなくなると、徐々にその熱を大気中に放散します。

放散された熱で大気は温まりますが、ここで空に雲があると、
雲の層が熱を跳ね返して大気が温まるので、地面の熱放散もある程度でストップします。

ところが、雲ひとつない晴れた夜空では熱を跳ね返すものがありません。
大気中の熱はどんどん上方向に伝わり、
そのまま大気を突き抜けて宇宙空間へ出て行ってしまいます。

大気は温まりづらく、地表の熱はどんどん奪われて冷たくなっていく・・・
これが放射冷却現象です。

当然、大気も随分と冷えることになります。
すると、飽和水蒸気量が減っていくので空気中にいられなくなった水分が
霧となり雲となっていきます

このとき、風があると湿気が流れていってしまうのでできるだけ無風状態がいいです。
こうして、雲海ができあがっていくわけです。

理科のお話はここまでですので、読み飛ばした方は本文に戻ってください!(笑)

というわけで、雲海ができるための好条件として

・前日よく晴れていること
(地表が温まり、水蒸気をよく含み、冷えたときとの温度差が大きい)

・夜間も晴れていること
(雲がなくなり、放射冷却現象がおきて地表が冷える)

・風はないか、吹いていても微弱なこと
(空気中の水分が雲になりやすい)

・濃霧注意報が出ていること

が挙げられます。
具体的なポイントとして、播但連絡道路(竹田城近くを走る高速道路)の交通情報
「霧注意」という表示を確認するといいでしょう。
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アクセス・駐車場情報

お車を利用される方に注意してほしいのが、迷惑駐車です。

過去、入山者が激増したときにこの迷惑駐車が問題になりました。
現在通行規制が行われているのも、迷惑駐車対策でもあります。

お車で来場される際は必ず、中腹にある施設
「山城の郷」の無料駐車場(100台)
またはJR竹田駅周辺の駐車場をご利用ください。

竹田駅及び山城の郷からは、全但バスが運行する「天空バス」が出ていますが、
運行時間が遅いので雲海を見に行きたい方は徒歩20分で城跡へお越しください。

車を利用する場合

北近畿自動車道と播但連絡道路の連絡口・和田山インターから国道312号線へ
「和田山インター前」交差点を左折、南方面へ。約10分で山城の郷へ
(朝来市のホームページで詳しく紹介しています)

イオン和田山までお越しの場合、9月3日から11月27日まで、
10月9日を除く毎土日祝日「雲海バス」で山城の郷まで行くことができます。

早朝4時の始発から6時20分の最終まで、20分おきに運行しています
(帰りは山城の郷7時~9時20分まで)。

料金は大人500円、小人250円。
イオン和田山の無料駐車場は平面駐車場に限り利用時間に制限はありません。

電車を利用する場合

雲海狙いの場合、列車の運行時間の関係上、
JR竹田駅もしくは和田山駅で前泊するのがよいようです。

(3月下旬から11月末まで)大阪駅発の特急「はまかぜ」利用
竹田駅へ行く場合同1・3・4・6号のみを利用

・・・が一番ラクなのですが、
9月30日までは、播但線和田山駅から乗り換えで
天空の城竹田城跡号」という竹田城跡の写真がラッピングされた電車に乗って
竹田駅へ行くことができます!

ただし一日一往復で、通常車両のこともあるので、
詳しくはJRのホームページでご確認ください。

竹田駅から竹田城跡まで徒歩40分

タクシーを利用する場合も、早朝ですので予約が必要です。
雲海を見に行きたい」と言えばスムーズに予約が進むそうですよ。

全但タクシー 079-672-2807
旭タクシー 079-672-3221
ふく福タクシー 079-670-1269

天空バスについて

JR竹田駅や山城の郷から竹田城跡までこのバスで行くことができますが、
普段は竹田駅始発が9時過ぎ、
繁忙期でも7時50分で城跡着が8時10分となりますので、
雲海を見たい方にはおすすめできません

純粋に竹田城跡を楽しみたい場合は、
竹田駅~城跡片道260円と手ごろな運賃なので利用すると便利です。

また、普通の乗り合いバスとして一日乗車券もあるので、
購入すると竹田駅周辺を散策することもできます。

竹田駅から竹田城跡まで 260円
竹田駅から山城の郷まで 200円
山城の郷から竹田城跡まで  150円


一日乗車券 500円

全但バス株式会社 八日営業所

まとめ

・竹田城の雲海の見頃は9月~11月の早朝

・前日が快晴、夜間も快晴の寒い日が好条件。
天気予報で確認しよう


・土日祝日は公共交通機関が充実していて便利。
10月9日以外でスケジュールを汲もう


・電車で行く場合、雲海を見るなら前泊が必要

なかなか見られないからこそ有名な雲海。
雲海なしでも「天空の城」としての竹田城跡は大変魅力的です。

夏の疲れが取れたこの秋、健康増進のためにも是非一度訪れてみましょう!

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