車の暖房って燃費はどうなるの?意外と知られてない真実を教えます!image001
みなさんは車の暖房はいつ頃から使っていますか?

北海道や東北ではもう9月下旬ごろには、最低気温が13~15度まで下がるので
朝晩は暖房がないと車内は寒いのではないでしょうか。

逆に九州など南はまだまだ必要とはしないですね。
11月に入ってから使用するのが多いと思います。

ひと昔前は車に冷房が付いてなくて、オプション設定だった時期もあります。
古い車(旧車)に乗られている方や年配の人なら「そうそう」ってあるあるネタですね。

この車の空調ですけど、巷では色んな事が言われていますね。

冷房は燃費が悪くなるから窓あけて走る」とか
暖房は電気を多く使うからバッテリーが上がりやすいので厚着して運転する」など
様々です。

本当にそうなんでしょうか?
燃費やバッテリーが上がるんでしょうか?
意外と聞いた話を鵜呑みにしているのではないですか。

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車の暖房は燃費に影響するの?

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結論からいいますと「燃費に影響はない」が本当です。
ただし「ACボタンを押さない」が絶対条件になるんです。
なぜ?と思われる方が多いと思います。

ACボタンの「AC」はAir Conditioner(エアーコンディショナー)の略なんですね。

私の思うみなさんの勘違いは
エアコン=冷暖房」って思っている人が多いと思います。

「えっ!違うの」ってリアクションがあるとすごく書いてて嬉しいんですけど、
違うんですね。

家庭用のエアコンは「冷暖房機能」がついています。
なのでスイッチを入れると冷房も暖房もすぐ出てきますね。

しかし車のエアコンは家庭用とは違って「冷房のみ」の機能しか備わっていません。
実際にしばらく走らないと車の暖房は効かないですよね。

冷房は家庭用と同様の方法を取って車内に冷たい空気を送りますが、
暖房はエンジン熱を利用して空気を温めています。

ではなぜACを押すと燃費が悪くなるのか?

それは熱すぎるエンジン熱を
設定温度にするために冷房で調整している
からなんですね。
ここが燃費に差が出るポイントです。


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車の暖房の仕組みはどうなっているの?

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車の暖房がどのような仕組みになっているのかって気になりますよね。

難しく説明すると眠たくなっちゃいそうなので、出来るだけ簡単にお話しします。
暖房はエンジン熱を利用するのですが、
正確には「エンジンを冷やす冷却水(クーラント)を使って空気を温める」ってことです。

冷却水はエンジン内部を通過して暖まったあと
ヒーターコア」という部分を通過してラジエターへ戻り冷やされて、
再びエンジン内部へ向かいます。

このヒーターコアに風を当てて温めた空気を暖房として車内に引き込む訳です。

では「温度調整はどうしているの」となりますよね。
温度調整の仕組みは、ヒーターコアに当てる風の量を調整して行います。

多く当てれば温かくなりますね。
逆もそうです。

車の暖房は非常にエンジンで発生した様々なエネルギーを無駄にせず
色んなものに代用しています。

ここで余談ですが新車を買う時に「寒冷地仕様」って車がありますよね。
それは寒い地域だとこの方法では暖房が使えるようになるまで時間がかかるし、
あまり温かくならないので1000w~1500wのヒーターが別途付いています。

それで空気を温めています。
なのでバッテリーが大きいのが付いていますので興味があったら見てみて下さい。
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車の冷房は燃費に影響するの?

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車の冷房がどのようなサイクルで冷やしているのかを説明すると

① コンプレッサーでエアコンガスを高温高圧の半液体化にする。
② さらにコンデンサーによって液化が進む。
③ レシーバータンクで不純物を取り除く。
④ エキスパンションバルブで液状のガスを小さな穴から一気に噴き出す。
(この時ガスは低温低圧)
⑤ エバポレーターが冷やされそこに風があたり冷風を作りだす。


簡単に流れをいうとこういう感じです。

車のエアコンはエンジンの動力を使って動いています。

この工程の中で一番動力を使うのが①コンプレッサーです。
このコンプレッサー(圧縮機)が最大で2000wです。

この数字は平地を時速40kmで走る車の動力が4000~5000wなので
かなり大きい動力を使用します。

動力を使うという事はエンジンに負荷がかかります。
それだけの動力を作るのにエンジンはパワーを必要としますから、
回転数があがります。

つまりガソリンを余計に使用するので結果、燃費に大きな影響を与えます。
年間平均だと10~15%エアコンで燃費が悪くなると言われてるんですよ。

また軽自動車などもともと動力が小さい方がその影響は大きくなりますね。
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車の暖房の最適温度は?

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最適な温度は「人によって違う」が正解だと思います。

「25度くらいが最適です」と言われても、運転する人が暑い、
逆に寒いと感じれば、もう最適な温度じゃないですよね。
決めれるものではないのが本音です。

それでも「最適温度を教えて」ということになると、
私がおすすめするのは20~22度を目安にしてはいかがかと思います。

さすがにダウンジャケットやコートを着た状態で運転するのは、
いろいろ弊害がありますよね。

冬場に半袖や薄着で出かける人はいないと思いますから、
一般的な服装を想定すると、これぐらいが最適温度だと思います。

車の暖房燃費のまとめ

① 燃費への影響はないけど、ACを付けていると燃費は悪くなる。
② エンジン熱、正確には暖まった冷却水を使って空気を温めている。
③ 電装部品の中で一番動力を使用し燃費への影響がある。
④ 人それぞれ最適温度は違う。おすすめは20~22度。


間違った情報を信じて風邪をひかないように!
寒い時にはしっかり暖房は入れてくださいね。

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