少しイメージしてみてください。
今、あなたはココロや頭に浮かんだものを
文字化しようとしています。
それを何に書くのかは分かりませんが、
どうやら筆が止まってしまったようです。
それはなぜだと思いますか?
勿論、その理由はひとつではないと思いますが、
その原因のひとつにいまいち「使い分け」や
どちらが「正しいのか」よく分からない言葉
だということがあるように思うのですが
貴方の筆が図らずも止まった言葉は
そういったものではなかったでしょうか?
もしも、そうならこの記事はきっと
あなたのお役に立つことが出来るでしょう。
なぜなら、今回取り上げるのは
思わず筆が止まってしまうコトバのひとつである
「少しずつ」と「少しづつ」を
取り上げているからです^_^
この記事を読めば迷った時に
どうすればいいかも分かるので
きっと筆が止まる回数が減ると思います。
よろしければ参考にしてみてください^_^
それでは本文をお楽しみください。
「少しずつ」と「少しづつ」
正しいのはどっち?

結論を言ってしまうと
正しいのは少しずつです。
だけど、昭和21年までは
「づつ」が正しかったのですが、
その後40年間は「づつ」は
間違いとされてきました(´・ω・`)
それはなぜかというとGHQの中に
「言語簡略化担当官」というのがいて
「日本顔はややこしいから簡略化しなさい」
と言ったからだということです。
要はアメリカの意向で変わったってことです(>_<)
色んな思いがありながらも
そのお達しに従い生きてきたのに、
昭和61年にまた改定されたんです。
そのため「ややこしい言葉のひとつ」となっており、
今のところ正解は「ずつ」だけど
「づつ」も間違いじゃない
としか言えないのです(´・ω・`)
「ずつ」と「づつ」の違いは?

一言で言うならば「現代仮名遣い」なのか
「歴史的仮名遣い」なのかの違いですが、
個人的には、「違いを考える」ということは
つまりはどうやって「使い分ければいいか」
ということかに繋がると思うので
ここでは、基本は「ずつ」だけど
こういう時は「づつ」を使うんですよー。
ということをお伝えしていきます^_^
※歴史的仮名遣いとは・・・
「てふてふ」と書いて「ちょうちょう」と読むあの仮名遣いです。
中学高校あたりの古典の授業で
触れたあの仮名遣いです^_^
「づつ」を使うのはこういう時

1.同じ音が続く場合(「つ」が重なる場合)
例:つづみ(鼓)
2.2つの言葉が合わさって出来た言葉の時。
例:竹筒、手続きなど
3.音が濁る場合
例:宝塚
ここが「違い」だと言えます^_^
迷った時に思い出す方法は?

基本は「ずつ」と覚えておけばOK
次のような時は「ずつ」
教育の場、新聞など公的な場所書物、発信などフォーマルなもの。
その他の場所では現在、
両方が使われていることが多いけれど、
迷ったら「ずつ」にしとけば無難です^_^
最後に・・・

長文お付き合いくださいまして有難うございました。
今一度ここで簡単ではありますがまとめさせて頂きます^_^
<「少しずつ」と少しづつ「正しい」のはどっち?>
昭和21年までは「づつ」が正解だったが、昭和21年にアメリカの意向で
「日本語はややこしいから簡略化しなさい!」
と言われたことから、この年以降
(昭和21年以降)においての正解は「ずつ」となった。
<「ずつ」と「づつ」の違い>
現代仮名遣いか歴史的仮名遣いかの違い。歴史的仮名遣いとは「てふてふ」と書いて
「ちょうちょう」と読むあの仮名遣いです。
中学高校あたりの古典の授業で
触れた仮名遣いのことです。
<「づつ」を使うのはこういう時>
1:同じ音が続く。(「つ」が重なる)例:つづみ(鼓)
2:2つの言葉が合わさって出来た言葉の時。
例:竹筒
3:音が濁るもの。
例:宝塚
以上のような時は「づつ」を使う。
<迷った時に思い出す方法>
基本は「ずつ」と覚えておく。迷ったら「ずつ」を使うのが無難です^_^
最後まで読んでくださりありがとうございました。
Sponsored Links